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【徹底解説】トイレにできるピンク汚れの原因と掃除方法。ピンク汚れの対処方法とは?

2025年2月16日

トイレにピンク汚れが発生して嫌な思いしていませんか?私がその1人。ピンク汚れについて知らないとどう対処していいか分からない。だからクリンネストになった今、トイレのピンク汚れを解説したい。トイレ掃除の参考にしてほしい。

トイレのピンク汚れの正体は?

トイレ掃除をサボるとすぐ出てくるのがピンク汚れ。知っているようで知らないピンク汚れの正体をまずは解説する。正体が分かれば怖くない。

ピンク汚れの種類と特徴

トイレのピンク汚れには2種類ある。それが「ロドトルロ」と「セラチア菌」。

ロドトルロ(酵母菌)

ロドトルロの特徴は以下。

・ピンク~赤色のヌメリ汚れ

・空気中のどこでも存在し、湿気の多い場所で短期間(2~3日)で繁殖。

・人体への害は基本ない。

セラチア菌(細菌)

セラチア菌の特徴は以下。

・細菌の一種。ロドトラル(酵母菌)とは違って細菌なので繁殖力が強い。

・ロドトラル(ピンク汚れ)よりも濃い赤やオレンジ色の汚れ

・石鹸カスや皮脂、カビを栄養源に繁殖し、温度が高いと増殖しやすい。

・人体には無害。ただ免疫が落ちている方には感染症の原因になることもある。

ピンク汚れの誤解

ピンク汚れの正体は分かったので、ここで誤解を解いておきたい。

誤解1 ピンク汚れはカビ

ピンク汚れの正体は、「ロドトラル(酵母菌)」や「セラチア菌(細菌)」であってカビではない。

なのでカビのように胞子は飛ばさない。ただ菌なので短期間で発生する。

そしてカビではないからといい安心して放置していいわけではない。なぜならピンク汚れはカビのエサになるから。カビを発生させあにためには、ピンク汚れの早期撲滅が大事。

誤解2 不衛生なトイレに発生する

ピンク汚れは「水」と「湿気」があれば清潔な場所でも発生するので、実はトイレの清潔さとは無関係。

誤解3 強力な洗剤や熱湯で完全に消滅する

繰り返しになるけど「水」と「湿気」があれば再び発生するため、いくら強力な洗剤を使ったり熱湯をかけても完全に消滅はできない。

ピンク汚れの放置による悪影響

汚れが落ちにくくなる

初期のピンク汚れは簡単に落ちるけれど、放置するとヌメリの膜(バイオフィルム)ができて簡単に落ちない。落ちないと強力な洗剤を使うことになり、器具を傷める事故につながる可能性も。

黒カビの発生リスク

ピンク汚れは黒カビのエサとなるため、黒カビの発生リスクが増える。

悪臭の原因となる

黒カビや細菌が繁殖するとカビ臭や腐敗臭の原因となる。

ピンク汚れが発生したときの対処法

もし便器内にピンク汚れが発生したときは、普段の掃除に加えてしっかり除菌・殺菌してほしい。なぜならピンク汚れの原因は菌(ロドトラルやセラチア菌)だから。

対処法1 塩素系漂白剤(ドメスト)で徹底除菌する

たんぱく質を分解し細菌の生育を防ぐことができるアルカリ性の洗剤であるドメトスがおすすめ。

アルカリ性の洗剤であるドメトスは高い除菌効果がある。

ドメストの除菌力は99.99%*1。バイ菌を徹底除菌。黒ずみ・黄ばみ・ピンク汚れはもちろん、バイ菌の繁殖によっておこる悪臭やヌメリも退治します。

引用:ユニリーバ・ジャパンHP URL:https://www.unilever.co.jp/brands/home-care/domesto/#:~:text=%E3%83%89%E3%83%A1%E3%82%B9%E3%83%88%E3%81%AE%E9%99%A4%E8%8F%8C%E5%8A%9B,%E3%81%8A%E3%81%84%E3%81%A6%E3%80%81%E6%B5%81%E3%81%99%E3%81%A0%E3%81%91%E3%80%8D%E3%80%82

除菌力99.99%ってほぼ100%って言いたいくらい自信があるはずだからピンク汚れにはドメトス。

漂白剤については別の記事で解説しているので合わせて気になる方は合わせて読んでほしい。

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対処法2 消毒用エタノールを使う

強力なアルカリ性の洗剤を使わない方法もある。

中性洗剤のジョンソンのスクラビンバブルの「流せるトイレブラシ」で掃除後に、薬局でも売られている消毒用エタノールをピンク汚れがでるところに吹きかけることで除菌できる。

毎回、アルカリ性の洗剤のドメトスを使わないでいいので、安全だしコスパいいからおすすめ。

対処法3 TOTOの除菌水機能付きトイレを使う

日常の掃除に手が回らないという方は、思い切ってTOTOの除菌水を便器に吹きかけてくれるトイレに交換するのも一つの手。だからといって1か月も2か月も掃除しなくていいというわけではないけど、毎日掃除しなくてもピンク汚れが発生しにくくなる。

もし日頃の掃除の時短になるなら、お金をかけてもいいという方にはおすすめ。

塩素系漂白剤の使用するときの注意点

もしドメトスのような塩素系漂白剤を使うときは、長時間の放置は注意。メーカーのホームページにも5分が限度と記載ある。ドメトスの中に入っている次亜塩素酸ナトリウム(約3.8%)はとっても強力な化学反応によって漂白・殺菌・消臭できる一方、素材を傷めることもあるから長時間の放置は厳禁。

ピンク汚れの予防法

最後にピンク汚れの発生を防ぐためのトイレの日頃からの掃除方法を解説する。

便器の掃除方法

普段の掃除は、液性が中性の洗剤で十分。

例えばジョンソンのスクラビンバブルの「流せるトイレブラシ」。

ただし、最近のトイレは節水で昔と比べると流す水の量が少ないので、流さずゴミ箱に捨ててほしい。

便座裏や隙間の掃除

水で洗い流せない便座裏や隙間は、花王の「トイレクイックル」がおすすめ。ただし洗浄液が入っているため若干ベタつく。なので使用後は水拭きで仕上げることでホコリが付着しにくくなるのでおすすめ。

ウォシュレットのノズルの手入れ

普段は水拭きで十分。もし汚れが目立ってきたら中性の台所洗剤をめて使う。ノズルにアルカリ性洗剤を使うと故障の原因となるから注意。

まとめ ピンク汚れは日頃の掃除で除去

結論、ピンク汚れは菌(ロドトラルやセラチア菌)だから日々の掃除が一番大事。という話。

ピンク汚れが発生しても基本的に人に害はないけれど、悪化する前に掃除・除菌していきたい。

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