
1家に1台ほしい乾太くん。これから取付したいという方も多い。そこで乾太くんを設置するための必要なスペースを解説する。
乾太くんの設置に必要なスペース
設置スペースの目安
乾太くんは、設置するモデルや設置方法によって異なる。基本的には以下のスペースを確保する必要があります。
幅(mm) | 奥行(mm) | 高さ(mm) | |
スタンダード3kg | 550 | 506 | 609 |
スタンダード5kg | 650 | 561 | 684 |
スタンダード8kg | 650 | 641 | 684 |
幅(mm) | 奥行(mm) | 高さ(mm) | |
デラックス6kg | 653 | 594 | 671 |
デラックス9kg | 653 | 674 | 671 |
乾太くんは容量が大きくなっても幅と高さは変らない(スタンダード3kg除き)。奥行は一番大きいデラックス9kgでも700mmあればよいからと縦型洗濯機の奥行とだいたい同じくらいになる。
乾太くんの設置に必要な高さ
洗濯機の上に置く場合
床から天井まで2.4mが理想。
仮に縦型洗濯機を想定。縦型洗濯機1100mm(フタ開閉考慮)+乾太くん700mm=1800mm。さらに排気ダクスペースト300~400mmを加えると2100mm~2200mm。天井周りには廻り縁があることや排気ダクトを開けるとき使う工具と天井とのクリアランスを考えると2.4m。
もし天井が低いときは、ダクトを天井裏を通す方法もある。
床置き(専用台使用)
低い専用台517mm+乾太くん700mm=1300mm程度。そこに排気ダクスペースト300~400mmを加えても1600mm~1700mm。2mほどの天井高さがあれば十分設置可能。
この場合、操作部が上にあるデラックスを選ぶと操作しやすい。
造作棚の上に置く場合
造作棚の場合、仮に700mmとすると本体700足して1400mm程度。床置きとほぼ同じだから天井高さ2mあれば十分設置可能
乾太くんの脱衣室の大きさ別の設置例
1畳 洗濯機の上置き

パースのイメージ。最小限で設置した例。

1畳でも設置できないことはない。
2畳 洗濯機の上置き

一般的な2畳の設置イメージ。

一番多い間取り。
2.5畳 洗濯機の上置き

少しゆとりはあるものの、洗濯機の上置きがベター。

洗面台の横幅を60㎝にしたら床置きできるかもしれないけれど、現実的ではない。
3畳 床置きが可能

3畳の脱衣室があれば床置き(専用台または造作棚)で設置できる。
女性の平均身長154㎝~158㎝程度を想定すると洗濯物が出し入れが一番しやすい。

まとめ 理想は3畳の床置きだけれど、現実的には洗濯機の上置き。
乾太くんを使うシーンを考えると、あまり高い位置に扉が付くのはかえって使いにくい。ただ、脱衣室のスペースが限られているのも事実。今の脱衣室の大きさから最適な設置場所を逆算して考えることが現実的である。