
- 水が止まらないで困った
- 強く閉めても蛇口から水が出っぱなし...
- 業者の修理費用は高いので自分で直したい...
水が止まらない急なトラブル、我が家は大丈夫だと思っていても突然水が止まらない日が訪れると慌てますよね。
そこでこの記事では、水栓修理の業務経験から洗面台の蛇口の水漏れの直し方を解説します。
この記事を読めば、自分で直すか信頼できる業者に依頼するか、後悔しない正しい行動がとれます。
結論、古い蛇口の場合は予期せぬトラブルが多々ありますので、不安な方は業者にお願いした方が安心です。
こんにちわ。本業の「建築/ガス/掃除/現場監督/自邸建築」の経験と知識から、暮らしに役経つ情報を発信しています。
TOTO洗面台蛇口「水が止まらない」
1999年販売の洗面化粧台 TOTO「NEWコンボJシリーズ」

今回の記事で取り上げるのは、1999年~2002年頃に東陶機器(現TOTO)から発売されていたシャンプードレッサー洗面台「NEWコンボJシリーズ」。
25年近く使っていると思えないくらいキレイな状態。
この時代からすでに洗面ボウルにセフィオンテクトが採用されているんですね。
チョロチョロ水が出っぱなし

強く閉めても「水がチョロチョロ」出っぱなしで止まりません。
お湯側・水側にレバーを移動し「止まった!」と思ってもチョロチョロ水が垂れてくる...。
考えられる原因は以下です。
- レバー内部のカートリッジの劣化
TOTO洗面台蛇口「修理部品調査」

修理部品を調査するときに大切なのは「品番」。
多くの蛇口は根本部分に品番シールがあります。

古い蛇口でしたが、まだ修理部品は残っていました。
「水が止まらない」ときに欲しい部品は「シングルバルブ部(カートリッジ)」です。

以下のTOTOの公式ホームページからも調査できます。
https://www.com-et.com/jp (URL:TOTO HP)
蛇口品番がない場合は、写真からの特定になります。
特定が難しいときは業者に相談しましょう!
修理部品の見極めが大事
修理部品を探すとき、一部部品は供給終了になっているケースもあります。経年劣化している蛇口は、修理中「周辺部品が破損」する可能性があるので、そこまで見据えた上で修理可能かどうか判断になります。
修理部材が届くまで一時的に水を止める

修理部品があれば1~2日。メーカー取り寄せだともう数日。修理業者と修理日を合わせることを考えると、さらに日数がかかることも。
水道代がもったいないので止水栓で水を止めます。
TOTO洗面台蛇口「修理前に準備するもの」
修理部品を用意できたら、修理に必要な工具を揃えましょう。
家にないものがあれば、ホームセンターや通販で買えます。
以下のものを揃えられれば安心です。
- プラスドライバー
- マイナスドライバー
- モンキーレンチ
- ウォーターポンププライヤー
- ラジオペンチ
プラスドライバー
レバーを取り外すときに必要になることがあります。
マイナスドライバー
止水栓を閉めたり、カートリッジを取り外すときに必要になります。
モンキーレンチ
カートリッジ抑え部を外すときに必要な時があります。
ウォーターポンププライヤー
カートリッジを取り外すときにあると便利です。
ラジオペンチ
カートリッジが崩壊したときに備えてあると安心です。
TOTO洗面台蛇口「修理手順」
修理前に必ず行うこと
①「洗面台の中の止水栓」、又は「水道メーターボックス内の元栓」で必ず水を止めてから作業してください。
②作業中「小さな部品が排水の中に落ちた」トラブルが多々あります。必ず排水栓を塞いでから作業してください。
<手順1>レバーを取り外す

まずはレバーを取り外します。
レバーがネジで止まっているタイプや、上にそのまま引き抜けるタイプなど様々。
しっかりと観察しネジがあれば取り外し、なければ引き抜きましょう。
<手順2>ストッパーを取り外す

次はストッパーと呼ばれるプラスチック製の小さな部品を取り外します。
再利用しますので無くさないように、また排水の中に落とさないように気を付けてください。
<手順3>カートリッジ抑え部を取り外す

カートリッジ抑え部は「手で回るタイプ」や「モンキーレンチで回すタイプ」があります。
今回は「手で回るタイプ」です。

プラスチック製カートリッジ抑え部であれば割と簡単に回ります。
<手順4>シングルバルブ部(カートリッジ)を取り外す

カートリッジを取外します。
固着し取りにくいケースや、カートリッジが崩壊しバラバラになるケースなど多々。
「すんなりと取り外せない」とあらかじめ覚悟して作業に臨みましょう。
今回もカートリッジが崩壊

固着がひどい、又が樹脂の劣化しているとカートリッジは崩壊し、バラバラになります。
こうなると大変。
水栓の中に残っている部品を丁寧に一つずつ取り出します。

手では取れないので、用意しておいたラジオペンチ等で作業します。

カートリッジは、これだけの部材で出来ています。
レバーで湯水が出てくるためにはこれだけの細かい部材のおかげ。
ただ崩壊したときの修理作業はその分根気が必要です。
<手順5>新シングルバルブ部(カートリッジ)を入れる

よーく見ると手前と奥の突起の幅が異なるのが分かりますでしょうか?
カートリッジにも前後がありますので、正しい向きで設置しましょう。

カートリッジ本体を入れる前の小さな部品はマイナスドライバーを使うと入れやすいです。

カートリッジ交換完了!
これで基本的には水が止まるようになります。
これでもダメな時は、蛇口の交換(又は洗面台交換)を検討してもらうこととなります。
<手順6>レバー復旧

取り外した逆の順番で、落ち着いて戻していけば大丈夫です。
まとめ
洗面台の蛇口の水が止まらない症状の場合は、各メーカー細かなところは若干異なりますが、おおむね今回のような流れになります。
業者に依頼しても、経年劣化している蛇口の修理には、周辺部品の破損リスクは伴います。
個人で修理をする際は、蛇口の交換になることも覚悟し臨んでいただければと思います。
修理で直せなかった後の対策のことも考え、心配な方は業者に依頼しましょう。